最終回です。
まず、この講座で見えた範囲を確認します。
動画は、台本・声・画・音・組みの五工程でできている。
原価は崩壊して、試行回数が個人の手に入った。
人間に残る仕事は、決めることと検収すること。
そして、開示と同意という作法。
ここまでが、この12回で歩いた地図です。
ここで、正直に線引きを話します。
この講座でお見せしたのは、各工程が「何をする工程か」と、ぼくの実録の全体像までです。
実際に手を動かすと、この先に細かい問いが山ほど出てきます。
どの道具を選び、どんな指示文を書き、設定値をどうするか。
キャラの変貌をどう抑え、リテイクをどう指示するか。
ぼくが数百本ぶんの失敗で払った授業料の中身は、意図的にこの講座へ入れていません。
入門の地図と、工程の設定値集は、別の教材だと考えているからです。