第7回で、こんな話をしました。
匿名ブロガーだったカーティス・ヤーヴィンの思想が、シリコンバレーの一部実力者に読まれている、と。
2020年代半ば、この地下水脈は、ついに地表に噴き出します。
ネットの片隅の思想が、世界最大の権力のすぐそばまで到達した。
第3部の最終回は、この歴史的な瞬間を、できるだけ冷静に観察します。
先に約束しておきます。
この回は、特定の政党や政治家を応援するためのものでも、攻撃するためのものでもありません。
思想が実装されると何が起きるのか。
その観察に徹します。
このバンスが、上院議員になる前のインタビューやポッドキャストで、ヤーヴィンの名前をたびたび挙げていたことが報じられています。
連邦政府の官僚機構を大胆に入れ替えるべきだという文脈で、ヤーヴィン的な発想に言及していたわけです。