行動経済学は、二人の心理学者の友情から生まれました。
ダニエル・カーネマンと、エイモス・トベルスキー。
今回は人物の回です。
理論の背景にいる「人間」を知ると、学問は一気に面白くなります。
1960年代末、イスラエルのヘブライ大学。
カーネマンは、心配性で自己批判の強い研究者でした。
自分の考えをすぐ疑う。
トベルスキーは、その逆。
明晰で、社交的で、部屋に入ると場の重心が彼に移るタイプ。
周囲からは天才と呼ばれていました。
性格は正反対。
なのに、この二人が組んだ途端、化学反応が起きます。