2014年3月17日、アメリカのハーバード大学で記者会見が開かれました。
南極に置かれた望遠鏡のチームが、宇宙誕生の直後に起きた出来事の直接的な証拠を捉えた、という発表でした。
もし本当なら、ノーベル賞は確実。
物理学の歴史に残る発見です。
発表の数日前、チームの一人がある研究者の自宅を訪ねる様子が撮影されていました。
訪ねられたのは、この理論の主要な提唱者の一人で、その発展形を30年以上前に打ち立てた人物です。
玄関先で結果を告げられ、驚き、喜ぶ。
その映像は世界中に流れました。
そして、およそ1年後。
この発見は、取り下げられました。