第2部では、八つの「作業の型」を一回ずつ見ていきます。
最初は、いちばん出番の多い「書く仕事」です。
メール、企画書、報告書、お知らせ。
どの職種にも、書く作業は必ずあります。
AIに書かせるコツは、たった一つです。
白紙から書かせないこと。
「いい感じの企画書を書いて」と頼むと、いい感じに空っぽな文章が返ってきます。
AIに書けないのは、あなたの現場にある「材料」だけだからです。
材料とは、事実、言いたいこと、相手、条件の四つです。
箇条書きで構いません。
「相手は取引先の部長」「先週の遅れのお詫び」「新しい納期は金曜」「言い訳はしない」。
これだけ渡せば、下書きの質は見違えます。
書く仕事の主導権は、文章力ではなく材料で決まります。
材料を出せるのはあなただけで、文章に組み立てるのはAIの得意技です。
分業がいちばんきれいに決まる型です。