特別講義
【コクヨ坂本さん対談】学びのコミュニティをどうデザインする?
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LECTURE NOTES
講義の要約ノート
- FSMF2026(First Step Metaverse Festival)第1弾イベントとして開催された対談企画。コクヨ株式会社で働き方改革PJアドバイザー・&WORKPLACE担当を務める坂本貴洋さんと、NinjaDAOファウンダー・明鏡主宰の池谷さんが「これからの学びと仕事に必要なつながりとは?」をテーマに語り合った約70分の対談。
- AI時代において「学び」の形は根本から変わろうとしている。情報を蓄積するだけの学びはAIに代替され、人間にとって価値があるのは「つながり」「文脈」「体験を共有すること」に移行していく。コクヨの&WORKPLACEは企業内コミュニティ・場のデザインを手掛けており、NinjaDAO・明鏡はオンライン上のコミュニティ設計で多くの実績を持つ。両者の視点が交差することで、コミュニティ設計の本質が浮かび上がる。
- コミュニティをデザインするうえで重要なのは「何のために集まるのか」という目的の明確さ。目的がぼんやりしたコミュニティは長続きしない。一方で、目的だけに縛られると柔軟性が失われる。ゆるやかなつながりの中で自然発生的に生まれる協働や学び合いこそが、長期的に機能するコミュニティの特徴。明鏡でも複数のサロンが併存しながらそれぞれの文化を持つ形が機能している。
- オンラインとオフラインの使い分けも重要なテーマ。オンラインは「参加のハードルを下げる」「地理的制約をなくす」点で優れているが、深い信頼関係はオフラインで生まれやすい。両者を組み合わせたハイブリッド設計が今後のスタンダードになっていく。FSMFのようなイベントが「オフラインで会う機会」を提供することでコミュニティの接着剤になっている。
- 仕事とコミュニティの境界は今後さらに溶けていく。副業・複業・プロジェクト型の働き方が広がる中で、「会社」以外のコミュニティが人のキャリアや学びを支える役割を担う時代が来る。明鏡のようなコミュニティが「第二の職場」「学びの場」「人脈形成の場」を兼ね備えることで、これからの時代の新しい働き方・学び方を体現できる可能性がある。