城を出た元王子は、当時の一流の瞑想の師匠を2人たずね、その教えをあっという間にマスターします。
でも、満足しませんでした。
深い瞑想状態に入れても、瞑想から出れば、老いと死の問題はそのまま残っていたからです。
そこで彼が向かったのが、当時のインドで「truth探しの王道」とされていた方法。
苦行です。
当時のインドでは、「肉体を痛めつければ痛めつけるほど、魂が浄化される」という考え方が主流でした。
断食、不眠、炎天下に立ち続ける。
過激であればあるほど尊敬される、そういう世界です。
元王子はここでも全力でした。
どれくらい全力だったか、本人の回想が経典に残っています。
かなり生々しいです。