ここから第三部。
経典に残る名場面を、物語として楽しむ5回です。
初回の主役は、マールンキヤプッタという若い修行者。
彼はある日、瞑想中に、どうしても気になることができてしまいました。
「世界は永遠なのか、永遠じゃないのか」
「宇宙に果てはあるのか」
「悟った人は、死後も存在するのか」
……壮大です。
そして彼は気づいてしまう。
師匠のブッダが、この手の質問に一度も答えていないことに。
マールンキヤプッタは思い詰めて、ブッダに直談判します。
その言い分がなかなか強気で、経典にはこう残っています。