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ブッダの教え — 仏教は宗教ではない 第24回

自灯明 — 自分と法を灯りとして生きる

終章

最終回です。

第5回で見た、最期の旅の場面に戻ります。
死期の迫ったブッダに、侍者のアーナンダが不安を打ち明けました。
「あなたがいなくなったら、私たちは何を頼りに生きればいいのですか」

2500年間、あらゆる弟子が、あらゆる師に投げかけてきた質問です。
そしてブッダの答えは、あらゆる教祖の答えの中で、もっとも教祖らしくないものでした。

これが有名な「自灯明・法灯明(じとうみょう・ほうとうみょう)」の教えです。

おもしろい豆知識をひとつ。
原語の「ディーパ」には「島」と「灯り」、両方の意味があります。
漢訳の伝統では「灯」と訳され、「自らを灯りとせよ」として広まりました。
パーリ語の文脈では「島」——洪水の中で足をつけて立てる、水没しない場所——が本来のイメージだとされています。

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