瞑想実践編、最終回です。
呼吸で心を静め(サマタ)、観察で心を見抜く(ヴィパッサナー)。
最後のピースは、心をあたためる瞑想です。
慈悲の瞑想——パーリ語で「メッタ(慈しみ)」の瞑想。
スマナサーラ長老の日本テーラワーダ仏教協会でも、毎回の瞑想会で必ず唱えられている、初期仏教の看板メニューです。
種本は『スッタニパータ』の中の短い経典、『慈経(じきょう)』。
スリランカやタイでは、お守りのように暗唱されている、仏教界の国民的スタンダードナンバーです。
慈経のクライマックスは、この一節です。