三重県の伊勢神宮では、20年に一度、不思議なことが行われます。
社殿を、隣の敷地にそっくりそのまま新築する。
神様に引っ越していただく。
そして、古いほうの社殿を解体する。
これを式年遷宮といいます。
記録上の始まりは690年。
戦国期の中断などを挟みながら、1300年以上続いてきました。
直近では2013年に62回目が行われ、次は2033年に予定されています。
今回は、この「壊すことで続ける」という逆説から、日本型の長期主義を考えます。
一見、もったいない話です。
でも、この仕組みには恐ろしく合理的な側面があります。