スタンリー・キューブリックの映画は、ジャンルがバラバラです。
歴史劇(スパルタカス)、核戦争ブラックコメディ(博士の異常な愛情)、SF(2001年宇宙の旅)、暴力青春劇(時計じかけのオレンジ)、コスチューム劇(バリー・リンドン)、ホラー(シャイニング)、戦争(フルメタル・ジャケット)。
同じジャンルを二度撮らない。
撮るたびに、そのジャンルの「最終回答」を出して去っていく。
共通するのはただ一つ、異常なまでの完璧主義です。
納得がいくまで、同じカットを何十回でも撮り直す。
ロンドンの自宅からほぼ出ずに、世界中の映画館の映写状態までチェックさせる。
「神は細部に宿る」を、たぶん映画史でいちばん過激に実践した人です。
代表作は文句なしに『2001年宇宙の旅』(1968年)です。
権利元ワーナーの公式チャンネルにある4K版予告編をどうぞ。