ハーバード大学に、伝説と呼ばれる講義があります。
名前は、Justice。
日本語にすれば、「正義」です。
教室は大学で一番大きな劇場型の講堂。
それでも席が足りなくなるほど学生が集まり、履修者は延べ1万人を超えたと紹介されています。
哲学の授業としては、異例中の異例です。
2009年には講義の映像がまるごと無料公開され、世界中の人が「ハーバードの授業」を自宅で見られるようになりました。
日本ではNHKが2010年に「ハーバード白熱教室」として放送し、社会現象になります。
教壇に立っていたのが、この講座の主役。
政治哲学者、マイケル・サンデルです。
なぜ、地味なはずの哲学の授業に、人が殺到したのか。
サンデルは何を問いかけ、何と戦ってきたのか。
そしてその問いは、なぜいまの日本を生きるぼくらにここまで刺さるのか。
全14回で、じっくり見ていきましょう。