前回の最後に予告した通り、今回は列島の「OS入れ替え」の話です。
紀元前の日本列島に、大陸から決定的なものが上陸しました。
水田稲作です。
ここで大事なのは、稲作が「種もみだけ」で来たのではない、ということです。
水田の設計技術。
灌漑の土木技術。
金属器。
そしてそれらを使いこなす渡来人たち。
つまり稲作は、技術と人と社会構造がセットになった「パッケージ」として上陸しました。
スマホに例えるなら、アプリを一本入れたのではなく、OSごと入れ替わったんです。
縄文一万年の「森と海の経済」から、弥生の「米の経済」へ。
この入れ替えが、その後の日本史のほぼすべてを規定します。