ミステリー好きのあなたに、日本史最大級の「消失事件」の話をします。
266年、卑弥呼の後継者・台与(とよ)とみられる倭の女王が、晋に使者を送りました。
中国の史書に残る、倭からの朝貢記事です。
その次に倭が中国の史書に現れるのは、413年。
東晋への朝貢の記事です(『梁書』の記述から、この頃の倭王は、のちに名の残る倭王讃(さん)だったとみられています)。
266年から413年まで、約150年。
この間、中国の史書から倭の記録が、ぷっつり消えます。
これがいわゆる「空白の4世紀」です。
そして恐ろしいのはここからです。
記録が消える前の倭は、邪馬台国という「クニ連合」でした。
記録が再開したとき、そこにいたのは、長さ400メートル超の巨大古墳を築き、朝鮮半島に出兵する強大な統一王権だったんです。