世界三大墳墓、という言い方があります。
エジプトのクフ王のピラミッド。
中国の秦の始皇帝陵。
そして、大阪府堺市の大山(だいせん)古墳です。
大山古墳の墳丘の長さは、約486メートル。
周囲の濠まで含めた全長は800メートルを超えます。
墳丘の面積で比べると、クフ王のピラミッドよりも始皇帝陵よりも大きい。
つまり「面積世界最大級の墓」が、大阪の住宅街のど真ん中にあるんです。
前回見た「空白の4世紀」から姿を現したヤマト政権は、5世紀、このけた外れのモニュメントを築くまでに成長していました。
今回は、この巨大な墓が語る古代国家の話です。
そしてこの古墳、ぼくらが習った名前では、もう呼ばれていません。
その話もじっくりやります。
そもそも、なぜ墓をここまで大きくする必要があるのか。