質問から始めます。
スマホで文字を打つとき、次の言葉の候補が出ますね。
あれは、過去の入力のパターンから「次に来そうな言葉」を予測しています。
AIの正体は、あの延長線上にあります。
AIと聞くと、考える機械を想像しがちです。
でも中身は、大量のデータからパターンを見つけて、次を予測する計算です。
この「予測でできている」という一点を押さえると、AIの得意も苦手も全部説明がつきます。
昔のコンピューターは、人間がルールを全部書いていました。
「この言葉が入っていたら迷惑メール」のような、条文方式です。
これはルールベースと呼ばれます。
機械学習は、逆です。
迷惑メールの実例を何万通も見せて、共通のパターンを機械に見つけさせます。
人間がルールを書くのではなく、データからルールを掘り出させる。
これが機械学習の、いちばん平たい説明です。