法律編の三回目は、個人情報です。
資格試験でも問われる範囲ですが、現場ではもっと単純な一つの理解から始まります。
AIに入力する、とは、社外のコンピューターに送る、ということです。
手元の画面で完結しているように見えても、入力した文章は事業者のサーバーに届いています。
この一点を体に入れると、判断のほとんどは自力でできるようになります。
日本には、個人情報保護法があります(2026年時点)。
名前、住所、連絡先など、特定の個人が分かる情報の扱いを定めた法律です。
中でも、病歴や信条といった情報は要配慮個人情報と呼ばれ、特に厳格に扱われます。
事業でこれらをAIに入力する場合、利用目的との整合や本人への説明が問われます。
「便利だから」で他人の個人情報を放り込むことは、法律の線でも信頼の線でも許されません。