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なぜ人は、群れで動くのか 第7回

人生は舞台である — ゴフマンの自己呈示

第2部 5つの古典レンズ

ふたつ目のレンズは、カナダ生まれの社会学者、アーヴィング・ゴフマンです。

1959年の主著で、ゴフマンはひとつの比喩を提示しました。
人生は演劇である
人はみな、状況ごとに役を演じる俳優だ、と。

「演じるなんて、不誠実な人の話でしょ」と思った方。
違うんです。
ゴフマンの主張は過激で、演じていない人間は存在しない、です。

ゴフマンの道具立ては、劇場そのものです。

人には表舞台があります。
他人の視線がある場所。
職場、店頭、教室、初対面の食事。
ここでは誰もが「見られている自分」を意識して、声のトーン、言葉遣い、表情を調整しています。

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