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こんなに面白い哲学 第4回

プラトン — 洞窟から出た人の話

第1部 哲学の誕生

師の名はソクラテス。
青年の名は、プラトン。

彼の目に映った事実はこうです。
アテネ一の善人が、民主的な裁判で、合法的に殺された。
市民の多数決が、最悪の不正義を選んだ。

この絶望が、プラトン哲学の出発点です。
みんなが「正しい」と思っていることは、あてにならない。
では、本物の「正しさ」はどこにあるのか。
彼はこの問いを、一生かけて追いかけました。

そして、その答えを説明するために、哲学史上もっとも有名なたとえ話を作ります。
洞窟の話です。

こんな場面を想像してください。

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