第2部の締めくくりに、ちょっと悪い話をします。
統計の知識を悪用すると、百発百中の予言者をゼロから作れるという話です。
もちろん、作り方を教えるのは、あなたがカモにならないためです。
まず、1万人にメールを送ります。
半分の5000人には「来週、株価は上がる」。
残りの5000人には「来週、株価は下がる」。
1週間後、どちらかは必ず当たっています。
当たったほうの5000人にだけ、また半分ずつ予想を送る。
これを繰り返します。
10週間後。
手元には、10連続で予言を的中させた「奇跡の予言者」からのメールを受け取り続けた人が、約10人残ります。