AIによる健診に慣れたら、次の段階は「本物の人間」に使ってもらうテストです。
このスキルは、最初からそこまで設計に入っています。
シナリオが2種類生成されるのは、そのためです。
参加者用には、目的と最低限の文脈だけが書かれ、正解の操作手順や期待結果は載りません。
答えを見せたら、テストにならないからです。
進行役用には、成功条件・観察ポイント・安全区分まで入っています。
進行中も、AIは中立の進行役に徹します。
「ここを押せばいいんですよ」と教えたくなる場面で、まず「助ける前にどこで詰まったか」を記録してから助ける。
これが、プロのモデレーションの型です。
参加者に協力してもらう場合の作法も組み込まれています。
テストの目的と記録方法を説明して同意を取る。
記録上は実名ではなくP01のようなIDで匿名化する。
録音や録画は、設定と同意が揃った場合だけ。
そしてAI自身が画面確認した結果は「AI観察」として人間の参加者とは区別して数えます。
1人でやる健診から、チームの標準プロセスまで、同じ道具で地続きに拡張できるということです。