分析レポートで最初に見るべきは、個別の指摘ではなく「根本課題」です。
たとえば「ボタンを2回押した」「完了したか分からず戻った」「保存を探し回った」という3つの観察が並んだとき、根本はひとつだったりします。
「システムが、処理の完了と現在の状態を十分に伝えていない」。
個別の指摘を1個ずつモグラ叩きするのではなく、根本を1個直すと、表面の問題がまとめて消えます。
ぼくの実例で言うと、運営しているゲームの公式サイトを健診したとき、「登録特典の価値がどこにも書かれていない」という指摘が出ました。
これも、まさに根本課題型の指摘です。
ボタンの色や文言ではなく、「価値が伝わる前に行動だけ求めている」という構造の問題だからです。
直したら、もう1周まわします。