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映画130年、ぜんぶ観る 第7回

ドイツ表現主義 —『カリガリ博士』の歪んだ世界

第2部 サイレント黄金期

第2部の舞台は、世界です。

1920年代、映画はアメリカだけのものではなくなります。
ドイツで、ソ連で、フランスで、それぞれの国が「映画とは何か」にまったく違う答えを出した。
このバラバラな答えたちが、いまの映画の遺伝子プールになっています。

まずはドイツから。
第一次世界大戦に敗けた直後、インフレと失業と絶望のどん底にあった国で、映画史上もっとも「歪んだ」傑作が生まれました。

『カリガリ博士』(1920年)。
眠り男を操って殺人を犯させる、謎の見世物師の物語です。

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