第4部の最後は、「詩の映画」です。
物語で運ぶのでも、アクションで魅せるのでもない。
水の揺らぎ、風が草原を渡る音、蝋燭の火、少女のまなざし。
イメージそのものの力で、観る人の記憶の底に沈んでいく映画たち。
正直に言うと、この回の映画は「面白い」保証ができません。
退屈と紙一重です。
眠くなったら寝てください。
でも、合う人には人生の映画になります。
ぼくがそうでした。
まず、ソ連のアンドレイ・タルコフスキー。
生涯でわずか長編7本。
その全部が、映画史の聖典扱いされている人です。