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人生は、相手のいるゲームだ 第16回

札束の殴り合いから逃げる — 土俵とニッチの実話

第3部 戦わない戦略

前回、戦い方の前にゲームの型を判定しろ、という話をしました。
今回は実話です。
ぼくが「参加しない」と決めた卓と、代わりに選んだ卓。
その判定基準をお見せします。

ぼくはアニメIPの事業をやっています。
となると、誰もが思い浮かべる勝負の場は「30分のテレビアニメ」でしょう。

でも、ぼくはそこに行きません。
理由は単純です。

> 30分アニメって本当で札束の殴り合いなんだよね

30分アニメは、制作費だけで数億円。
宣伝まで含めれば10億円級の資金がぶつかり合う市場です。
ゲーム理論の言葉でいえば、これは資金力がそのまま利得を決めるゲームで、しかも大手同士の消耗戦の様相を呈している。
無名の中小が正面から入るのは、戦略ではなく自殺です。

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