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穿 012

日本・前編 — 通貨を「外注」した国

第3部 中世 — 信用の逆襲

第3部の締めくくりは、ぼくらの国の話です。

日本の貨幣史は、世界的に見てもかなり変わっています。
なにせこの国は、自前の通貨づくりに一度失敗して、あきらめて、600年ものあいだ「輸入品のお金」で暮らしていたんですから。

そしてこの失敗の歴史こそ、「なぜ人は、お金を信じるのか」という講座の問いへの、最高の教材になっています。

まず、教科書アップデートからいきましょう。

ぼくら世代は「日本最古のお金は和同開珎(708年)」と習いました。
これ、いまの教科書では書き換わっています。

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