第4部は、グレーバーの言う「大資本主義帝国の時代」です。
1450年ごろから1971年まで、約500年。
振り子が信用からモノへ、思いきり振れた時代です。
その幕開けが、大航海時代でした。
世界史の教科書では「冒険とロマンの時代」として描かれがちですが、お金のレンズで見ると、まるで違う顔が現れます。
主役は、銀。
そして、借金です。
コンキスタドール、スペインの征服者たち。
コルテスはアステカを、ピサロはインカを、信じがたい残虐さで滅ぼしました。
なぜ彼らは、あれほど強欲に金銀を求めたのか。
「黄金の国への夢」だけでは説明がつきません。