前回、信用がお金を生む仕組みが国家の制度になったところまで来ました。
今回は、その仕組みの持病の話です。
信用は、お金を生みます。
ということは、信用の暴走は「ありもしないお金」を生みます。
バブルです。
ぼくは仮想通貨の世界でバブルを3回浴びた人間なので、今回はちょっと当事者目線が入ります。
そして断言しますが、17世紀の人間と現代人は、まったく同じ転び方をします。
記録に残る最初期の投機バブルは、1630年代のオランダで起きました。
対象は、チューリップの球根です。
当時のオランダは世界貿易の最先進国で、金余りの状態にありました。
チューリップはオスマン帝国から来た珍しい花で、特に、ウイルスのせいで花弁に炎のような模様が入る希少品種が珍重されました。