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体験する行動経済学 第24回

セイラーの反乱 — 経済学に人間を取り戻す

第6部 学問のその後と、防衛術

最終部は、この学問そのものを一段高いところから見直します。

初回は、行動経済学を「心理学者の面白い発見」から「経済学の本流」に変えた男、リチャード・セイラーの物語です。

1970年代、駆け出しの経済学者セイラーは、研究室の黒板に奇妙なリストを作っていました。

「経済学では説明できない、人々のバカな行動」リストです。

  • 高価なテニスクラブの会員権を買った男は、肘を痛めても痛みをこらえてプレーし続ける(サンクコスト・第16回)
  • カシューナッツの皿を下げると、夕食前の客はむしろ感謝する(合理的人間なら、選択肢は多いほど良いはず)
  • 30ドルの品を10ドル安く買うためには隣町まで運転するのに、3,000ドルの品の10ドル引きでは動かない(心の会計・第10回)

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