α版 ゲスト ログイン
← ぼくらが習った日本史は、もう古いに戻る

穿 008

大化の改新 — 教科書で一番有名なクーデター

第2部 古代国家の建設

645年6月、飛鳥の宮殿。
朝鮮半島からの使節を迎える儀式の最中でした。

雨の降る中、庭には三韓の使者が並び、玉座には皇極天皇。
その傍らに、時の最高権力者・蘇我入鹿(そがのいるか)が座っています。
用心深い入鹿は、常に剣を手放さない男でしたが、この日は道化に言い含められて剣を外していました。

上表文の読み上げが始まる。
合図とともに斬りかかる手はずの刺客二人は、恐怖のあまり動けない。
読み上げ役は、予定が狂ったことに気づき、声が震え、汗が流れる。
不審に思った入鹿が「なぜ震えるのか」と問う。

そのとき、若き皇子が自ら躍り出て、入鹿に斬りつけました。
中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)、このとき二十歳前後。

深手を負った入鹿は、玉座の皇極天皇ににじり寄り、「わたしに何の罪があるのですか」と訴えます。
天皇は息子・中大兄に「これは何事か」と問い、中大兄は「入鹿は皇位を奪おうとしています」と答える。
天皇は無言で殿中に去り、入鹿はその場で斬り伏せられました。

ALPHA

α版のご案内

明鏡 学習サイトは、いま鋭意開発中のテスト期間です。

無料講座の講義音声は、イケハヤの声をもとにAIで生成しています。読み間違いに気づいたら、講義そばの「読み間違いの報告」から教えてください。

気になるところ・動かないところは、Discordでイケハヤまでお寄せください。

Discordで伝える