法然、親鸞、栄西、道元、日蓮、一遍。
日本史の試験前に、開祖と宗派の組み合わせを必死で暗記した記憶、ありませんか。
浄土宗、浄土真宗、臨済宗、曹洞宗、日蓮宗、時宗。
「ほうねん・じょうどしゅう、しんらん・じょうどしんしゅう……」と呪文のように唱えたあれです。
暗記させられると、面白さは死にます。
でもこの人たち、やったことの中身を見ると、とんでもない革命家たちなんです。
彼らが起こした革命を、ひとことで言えば「救いの民主化」。
それまで一部のエリートの専有物だった「救済」を、すべての人に開放したんです。
今回は、その革命の話です。
そして最後に、「鎌倉時代=新仏教の時代」というぼくらの習った図式そのものを、ひっくり返します。