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穿 019

応仁の乱 — 11年戦って、勝者なし

第4部 乱世

第4部は、日本史でいちばん人気のある時代、戦国です。
そしてその戦国を開けてしまった大乱から始めます。

応仁の乱。
1467年から1477年まで、11年。
京都を主戦場に、全国の大名を巻き込んで戦われた、室町時代最大の戦乱です。

この乱、日本史上の重要事件なのに、昔から評判が悪いんです。
何が悪いって、「わかりにくさ」が。

誰と誰が、何のために戦ったのか。
説明できる人は、かなりの歴史好きでも稀です。
数年前、この乱を扱った新書が異例のベストセラーになりましたが、その帯の惹句が「地味すぎる大乱」でした。
みんな「わからない」と思っていたからこそ、売れたわけです。

でも、安心してください。
この乱は「わかりにくいこと」自体に意味があります。
英雄も大義もない、グダグダの消耗戦。
それが日本社会を根底から作り替えてしまった。
今回は、その皮肉な構造ごと面白がる回です。

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