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穿 020

戦国大名 — 地方分権のイノベーション競争

第4部 乱世

応仁の乱で中央が壊れたあと、日本列島はどうなったか。

無政府状態の暗黒時代、と思いきや、実際に起きたのは逆でした。
各地に「戦国大名」という新しい統治者が生まれ、それぞれの領国で、統治のイノベーション競争を始めたんです。

戦国大名とは何者か。
ぼくはよく「独立国家の経営者」と説明します。

幕府の任命に頼らず、実力で領国を支配する。
自前の法律を作り、自前の城下町を築き、産業を興し、家臣団という組織を経営する。
そして隣国という競合と、文字通り生き残りを懸けて競争する。

競争が激しいと、イノベーションが起きます。
戦国時代は、殺し合いの時代であると同時に、日本の統治技術が爆発的に進歩した時代でした。
今回は、その「経営」の中身を見ていきます。

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