人口100万の巨大都市が、ゴミ処理と資源循環をどう回すか。
これは現代の都市工学でも難問です。
18世紀の江戸は、この難問に対して、驚くべき答えを出していました。
「ほぼすべてを、商売として回収し、再生する」です。
今回は、江戸の暮らしの話です。
リサイクル、上水道、教育、シェア経済。
「江戸すごい」系の本でおなじみのテーマですが、この講座らしく、盛られすぎた伝説の仕分けもセットでやります。
実像だけで、じゅうぶんすごいので。
江戸の町には、「買う」商売と同じくらい、「買い取る」商売が発達していました。
リストにすると、壮観です。
紙屑買い。
使用済みの紙を買い取り、漉き直して再生紙(浅草紙)にする。
古紙回収業が、産業として成立していました。