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穿 036

大正デモクラシー — 短い春

第7部 近現代

大正時代は、わずか15年です。
明治45年、昭和64年に挟まれた、短い時代。

でもこの15年、日本近代史の中で独特の輝きを放っています。
政党政治が育ち、普通選挙が実現し、大衆文化が爆発した。
のちに「大正デモクラシー」と呼ばれる、民主主義の春です。

同時に、この春が「短かった」ことを、ぼくらは知っています。
次の回で見る通り、昭和に入るとこの国は戦争の時代へ転げ落ちていく。
だからこの回は、「なぜ春が来たのか」と「その春はどこまで根を張れていたのか」を、両方見ておく回です。

明治の政治は、藩閥、つまり薩長出身の元勲たちが仕切っていました。
議会はあっても、内閣は元勲たちの持ち回り。

これを変えたのは、民衆の声でした。

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