※動画の音声は、イケハヤの声をもとにAIで生成しています。
高額スクールの勧誘には、決まった型があります。
ぼくはこの流れを実際に分析して、記事にも書きました。
5段階です。
一度知ってしまえば、二度と引っかかりません。
第1段階、ショート動画の広告。
「AIを学ばないとやばい」という不安と、「有名な誰々さんも認めた」という権威で目を引きます。
第2段階、LINEへの誘導。
「無料プレゼント」を餌に、ほぼ全員をLINE登録へ流します。
ここであなたは「見込み客リスト」に載ります。
第3段階、無料セミナー。
ここに仕掛けがあります。
生配信のように見せて、実は録画を流しているケースがあります。
「オートウェビナー」と呼ばれる手法です。
コメント欄が妙に噛み合わなかったら、それは録画です。
第4段階、個別面談。
Zoomで30分ほど、ていねいに悩みを聞いてくれます。
聞いているのは、あなたの支払い能力です。
第5段階、即決の強要。
「今日決めてくれたら特別価格」「この場で申し込んだ人だけ」。
考える時間を奪うのが目的です。
冷静に比較されたら売れないことを、売る側がいちばん知っているからです。
これは、行政処分になった現実です

作り話ではありません。
2025年12月、関東経済産業局が、あるAI系スクール事業者を特定商取引法違反で行政処分にしました。
処分理由に書かれた事案は、こうです。
月5万円ほどのアルバイト収入しかない18歳に、消費者金融での借り入れを勧めて、その場で約77万円の契約を結ばせた。
支払い能力を無視した勧誘、いわゆる適合性原則の違反です。
処分の全文は、消費者庁のサイトでいまも読めます。
18歳に借金をさせてでも売る。
それがこの業界の、いちばん暗い部分です。
覚えて帰るのは、ひとつだけ

この回で覚えることは、ひとつだけでいいです。
「今決めてください」と言われたら、逃げる。
本当に価値のある教材は、明日も同じ値段で売っています。
今日しか買えないものは、冷静なあなたに買われたら困るものです。

今回の締め
- 勧誘の型は5段階: ショート動画広告 → LINE誘導 → 無料セミナー(録画の場合あり) → 個別面談 → 即決の強要
- 個別面談で聞かれているのは、悩みではなく支払い能力
- 2025年12月、18歳に借金をさせて約77万円の契約を結ばせたスクール事業者が行政処分を受けた(消費者庁サイトで全文公開中)
- 覚えるのはひとつ。「今決めてください」と言われたら、逃げる
- 次回、「実質10万円」という魔法の言葉を解剖します