メソポタミア、エジプトと来たら、次はインダスと黄河。
「四大文明」の残り二つですね。
……と言いたいところですが、今日は最初にちゃぶ台をひっくり返します。
実は「四大文明」という枠組み、世界では通じません。
欧米の教科書に「The Four Great Civilizations」という定番用語はないんです。
この四つをセットで数える言い方は、20世紀初頭の中国で広まり、日本の教科書に定着した、いわば東アジアローカルの整理法です。
実際、いまの考古学では、中南米のオルメカやアンデス、これらと並ぶ古さの文明がいくつも確認されています。
文明は四つの「発祥地」から広がったのではなく、世界のあちこちで多発的に立ち上がった。
教科書の用語をひとつ疑うだけで、世界の見え方が変わる。
世界史の面白さは、こういうところにもあります。
とはいえ、インダスと黄河が超一級の文明であることは間違いありません。
しかもこの二つ、キャラが濃いんです。