アフリカの地図を、あらためて眺めたことはありますか。
国境線に、定規で引いたような直線がやたらと多いことに気づくはずです。
山でも川でもない、緯線と経線に沿ったまっすぐな線。
自然にできた境界は、あんな形になりません。
あれは、遠いヨーロッパの会議室で、現地を見たこともない人たちが地図の上に引いた線です。
今日は、産業革命の力を手にした国民国家たちが、地球全体を「早い者勝ち」で分割していく時代——帝国主義の話です。
この講座でいちばん重い回の一つですが、目をそらさずにいきます。
1884年から85年にかけて、ベルリンで一つの国際会議が開かれました。
議題は、アフリカの分割ルール。