番外編は、ぼく自身の話から始めます。
第1回で触れたとおり、ぼくは受験生時代、世界史の偏差値が80を超えていました。
早慶模試では、世界史で全国一位を取ったこともあります。
自慢したいわけではなくて(少しはしたいのですが)、この回はその種明かしです。
ぼくは暗記が得意だったわけではありません。
むしろ、丸暗記というやり方をほとんど捨てたことが、あの成績の正体でした。
受験生にはそのまま使える話として、大人には学び直しの技術として書きます。
世界史が暗記科目に見えるのは、出来事を点で覚えようとするからです。
点は、いくら並べても物語になりません。
そして人間の脳は、バラバラの点を保持するのが絶望的に苦手です。