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なぜ人は、群れで動くのか 第13回

会ったこともない仲間 — 共同体論と「想像の共同体」

第2部 5つの古典レンズ

第2部最後のレンズは、「共同体」そのものです。

人はなぜ、群れに所属したがるのか。
そして、会ったこともない人間同士が「仲間」になれるのは、なぜなのか。

まず、ドイツの社会学者テンニースが19世紀末に整理した、有名な区別から。

ゲマインシャフト(共同体)は、感情と縁で結ばれた群れです。
家族、村、昔ながらの仲間。
目的があって集まったのではなく、そこに生まれ、そこに属していること自体が本質です。

ゲゼルシャフト(利益社会)は、目的と契約で結ばれた群れです。
会社、取引先、業界団体。
特定の利益のために集まり、利益がなくなれば解散します。

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