今回は、群れから外れた人間に何が起きるかの話です。
理論はラベリング理論。
実話は、ぼくが「情報商材屋」と呼ばれ続けた10年です。
1960年代、アメリカの社会学者ハワード・ベッカーが、逸脱の研究をひっくり返しました。
それまでの常識は、「逸脱者とは、悪い行為をした人だ」。
ベッカーの主張はこうです。
逸脱とは行為の性質ではなく、群れがその行為に貼ったラベルである。
同じ行為でも、誰がいつやるかで、天才と呼ばれたり犯罪者と呼ばれたりします。
ルールを作り、ラベルを貼る側の存在を抜きに、逸脱は定義できない。
つまり「逸脱者」は、行為者と群れの共同制作物なんです。