企画やアイデアの仕事は、AIには任せられない。
そう思っている人が多いのですが、半分だけ正解です。
企画は「広げる」と「絞る」でできています。
広げるのはAIに任せられて、絞るのはあなたの仕事です。
発注のコツは、数で頼むことです。
「案を三つ」ではなく「案を20個」。
人間なら嫌がる量も、AIは一瞬で出してきます。
20個のうち18個が凡案でも構いません。
残りの二つに、自分では思いつかない切り口があれば勝ちです。
一周目で足りなければ、広げ方を指定してもう一周させます。
「お金がかからない方向で20個」「常識の逆張りで20個」。
方向を変えて出させると、案の散らばりが良くなります。
もう一つの使い方が、壁打ちの相手です。
自分の企画をぶつけて、「この案の弱点を挙げて」と頼む。
人間の同僚には頼みにくい、遠慮のない批判が返ってきます。
ぼくはこれを「軍議」と呼んで、役割の違う複数のAIに同じ議題で異見を出させています。
賛成役、反対役、慎重役。
論点が出そろってから、決めるのは自分です。