α版 ゲスト ログイン
← こんなに面白い哲学に戻る

こんなに面白い哲学 第2回

万物の根源はなにか — 最初の科学者たち

第1部 哲学の誕生

紀元前6世紀のギリシャで、この壮大すぎる問いに大真面目に取り組んだ人たちがいます。
出てきた答えは、水、無限なもの、空気、数、火、原子。
一見、珍答大会です。

でもこの議論、人類史の大事件でした。
なぜなら彼らは史上初めて、「神様の物語を使わずに」世界を説明しようとしたからです。

それまで、世界の成り立ちは神話が説明していました。
雷はゼウスの怒り、海の荒れはポセイドンの機嫌。
物語としては最高ですが、検証のしようがありません。

ミレトスの哲学者たちは、そこに別のルールを持ち込みました。
観察できることと、筋の通った理屈だけで説明しようぜ、というルールです。
これを哲学の用語で「ミュートス(神話)からロゴス(理性)へ」と呼びます。
このルール変更こそ、哲学と科学の共通の出生届なんです。

最初の哲学者たちが暮らしたミレトスは、エーゲ海に面した国際貿易都市でした。
エジプトからもメソポタミアからも、船と一緒に知識と神話が流れ込んでくる。

ALPHA

α版のご案内

明鏡 学習サイトは、いま鋭意開発中のテスト期間です。

無料講座の講義音声は、イケハヤの声をもとにAIで生成しています。読み間違いに気づいたら、講義そばの「読み間違いの報告」から教えてください。

気になるところ・動かないところは、Discordでイケハヤまでお寄せください。

Discordで伝える