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こんなに面白い哲学 第24回

マルクス — 哲学者たちは世界を解釈してきただけだ

第4部 疑いの大家たち

朝から晩まで、経済学の本と統計資料を読み、ノートを取り続ける。
その間、家では家賃が払えず、質屋通いが続き、子どもが病気で亡くなっても葬儀代に困る有様でした。

家計を支えていたのは、マンチェスターで工場経営者の息子として働く親友です。
資本主義を最も痛烈に批判する本が、資本家の息子の仕送りで書かれていた。
歴史はときどき、出来すぎた皮肉を用意します。

亡命者の名はカール・マルクス。
親友の名はフリードリヒ・エンゲルス。
今回は、二十世紀の世界地図を実際に塗り替えてしまった思想の話です。

だからこそ、最初に一言。
この回は、マルクスを褒めて終わる回でも、貶して終わる回でもありません。
彼の思想の切れ味と、その思想が二十世紀に引き起こしたことの両方を、盛らずに見ます。

マルクスの墓碑にも刻まれている、有名なテーゼがあります。

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