そう語った人物がいます。
一度目は、コペルニクス。
地球は宇宙の中心ではなく、田舎の一惑星だった。
二度目は、ダーウィン。
人間は神の特別な作品ではなく、動物の親戚だった。
そして三度目の打撃はこうです。
「自我は、自分自身の家の主人ですらない」。
あなたの心の中でさえ、あなたの知らない力が主導権を握っている——。
この三度目の打撃を与えたのが自分である、と語ったご本人が、ジークムント・フロイトです。
自分で自分をコペルニクス・ダーウィンと並べる自己評価の豪快さも含めて、実にこの人らしい。