前回は「どの数字を出すか」で印象が操作できる話をしました。
今回はもっと大胆な手口です。
数字を1ミリもいじらずに、見た目だけで印象を操作する。
グラフのウソです。
先に言っておくと、これは「悪い人だけが使う裏技」ではありません。
テレビの報道番組でも、企業の決算資料でも、役所の広報でも、日常的に見かけます。
作った本人に悪気がないことすら多い。
だからこそ、受け手が見抜けるようになるしかないんです。
まず体験しましょう。
ある商品の売上データです。
5年間で、100億円が104億円になりました。
つまり4%の成長。
正直、微妙な数字です。
この同じデータを、ボタンで切り替えてみてください。
どうでしょう。
右のグラフを決算説明会で見せられたら、「勢いのある会社だな」と思いませんか。
数字は同じなのに。