第15回は情報設計。
見た目を何も変えずに、使いやすさを根本から変える話です。
デパートで目当ての売り場が見つからないとき、悪いのはあなたの方向感覚ではありません。
フロア分けと案内板、つまり建物の構造設計です。
アプリやサイトも同じで、「どこに何があるか分からない」の犯人は、たいてい個々の画面ではなく全体の構造。
そして構造の失敗は、見た目をどれだけ磨いても救えません。
色やフォントの前に、まず棚の分け方なんです。
情報の分類でやりがちな失敗が、作り手の都合で分けることです。
会社の組織図どおりに並んだコーポレートサイト。
「第一事業部」「第二事業部」——お客さんには何のヒントにもなりません。
お客さんの頭の中は「製品を探したい」「問い合わせたい」「採用情報を見たい」でできています。