第24回は、この講座で一番、肩の力が抜ける話かもしれません。
デザインに、完成はありません。
だから、完成してから出そうとしないでください。
作り手が机の上で磨き上げた「完璧なデザイン」は、公開した瞬間に必ず裏切られます。
想定と違う使われ方をされる。
自信のあった機能が触られない。
どうでもいいと思っていたボタンに問い合わせが集中する。
これは失敗ではなく、正常な工程です。
どれだけ経験を積んでも、ユーザーの実際の行動は事前に読み切れません。
だからプロの世界でも、デザインは「公開して、観察して、直す」の循環で磨かれています。