第2部は、5つの基本ゲームを「理論の回」と「実話の回」のセットで進めます。
先頭は、ゲーム理論でいちばん有名なゲーム。
囚人のジレンマです。
1950年、アメリカのランド研究所で、フラッドとドレシャーという2人の研究者が原型となる実験を考えました。
のちに数学者のタッカーが、講演でわかりやすく伝えるために「囚人」の物語を着せて、この名前で広まりました。
物語はこうです。
共犯の容疑者2人が、別々の部屋で取り調べを受けている。
検事がそれぞれに取引を持ちかけます。
- 2人とも黙秘すれば、証拠不十分で2人とも軽い刑
- 自分だけ自白すれば、自分は釈放。黙秘した相方は重い刑
- 2人とも自白すれば、2人とも中くらいの刑
さて、あなたならどうしますか。